『大法輪』に執筆させて頂いた拙文の、2回目です。初出は『大法輪』76巻9号(2009年9月1日)です。仏教美術に親しむ―博物館・美術館での鑑賞法― (応用編)博物館・美術館を使いこなす 前回、仏教美術には彫刻、絵画、工芸、書跡・典籍の四種類があり、それらに親しむ上で特定の寺院の文化財が一堂に会して展示される「出開帳展」をおすすめしました。早速足をお運びいただいた方もあると思いますが、中には、何をどう見て...
『大法輪』に執筆させて頂いた拙文を、ブログでご紹介させていただきます。基本編・応用編の2回です。まず基本編を。初出は『大法輪』76巻8号(2009年8月1日)です。仏教美術に親しむ―博物館・美術館での鑑賞法― (基本編)仏教美術がブーム 近年、博物館・美術館で仏教美術を大規模に公開する展覧会に、多くの人が訪れています。もともと仏教美術展は展覧会の定番ではありましたが、例えば東京国立博物館では、昨年開催さ...