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原稿執筆、そして入学式

特別展「移動する仏像」の図録原稿が片付かず、ウェブの更新も停滞。気持ちが焦る。それでも何とか7日深夜に論考を書き上げて、8日は子の入学式なので休む。これから大丈夫だろうかという不安はやっぱりあるが、これで学校の子だ、という思いもあり。いっぱい学んで、大きくなってください。 【観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ 】-全国の展覧会や仏像の公開情報が満載!-和歌山県立博物館特別展 移動する仏像 ―有田川町の重...

論文書かずに凧あげる?

いい風が吹いていて、凧あげ日和。息子も娘も、すぐにコツをつかんで凧を大空に舞い上げてくれる。当方のやる気とテンションもいっしょに上げていきたいが、糸がもつれていまだ浮揚せず。 【観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ 】-全国の展覧会や仏像の公開情報が満載!-...

和歌山城

 元旦の午後、子の希望で和歌山城登城。職場のすぐ横なのに、天守閣内に入るのが随分久しぶりだったりする(中では武器・武具や古文書などを展示)。正月早々でも、案外お客さんが多い。天守から一望できる和歌山平野を新鮮な気持ちで眺める。 年明け早々には提出しなければならない原稿が全く進捗しておらず、あせりと不安で新年の晴れやかな気分にはほど遠い。なんとか心機一転、執筆にとりかかることにしましょう(といいつつ...

玉葱2009

 今年も、JA紀ノ川の直売所「めっけもん市場」の事業で、玉葱の収穫体験に参加。大きな袋2つ分の収穫。 去年の記事を見てみると、息子は同じ服着ている。ゴメンよ…。 大量の玉葱を持ち帰り、早速玉葱を使ったトマトスパゲッティ。玉葱のにおいをまとったまま、午後は講演会で話をし、帰ってからまた子供を連れて久しぶりにお散歩に。近くのお寺の裏山のタケノコが、今日は竹になっていると、目を丸くしている。幸せは常に、...

不意の訃報

今日は、葬式への参列のため、車で伊賀上野へ。大学時代の先輩が、37歳の若さでこの世を去りました。岡森福彦さん。古代史の研究者で、「古代の清掃と掃守氏」(『日本歴史』650、2002・11)、「宿彌と伴造−八姓宿彌の賜姓氏族と天武朝官制−」(『龍谷史壇 』123、2005・3)、「忌寸と国造?八姓忌寸の賜姓について?」(『日本宗教史文化史研究』12-1、2008・5)などの論文を発表されてこられました。今年6月に龍谷大...

橿原市昆虫館で浄土を見る。

 仏像鑑賞に興味を失いつつある子。サビシイ…(-_-)。それでも博物館を好きでいてもらうために、普段行かない館種にも挑戦してみようと、奈良県の橿原市昆虫館へGO!。なんとかオオカブトムシとか、世界最大の蝶とか、最大の蝉とかの標本に子の反応もよいようで、よかったよかった…(-_-)。大温室にはきれいな蝶が数知れず飼育されており、体のまわりや視界の中で数十匹舞い踊っているさまは、まさにパラダイス。浄土ヘノ旅ニ出デニ...

玉葱

  JA紀ノ川の直売所「めっけもん市場」の事業で、玉葱の植え付けと収穫体験に参加しており、本日は収穫の日。我が家割り当て分の玉葱畑から、袋3枚にぎっちりと収穫。ジャガイモ、人参も。 大量の玉葱をどうするか・・・。とりあえず特大5個を薄くスライスし、飴色になるまで1時間延々炒めて、冷凍庫で保存。オニオングラタンスープかカレーライス用。まだ数十個ある。しばらくは玉葱を食べ続けなければいけません。 子の...

金峯山寺蔵王堂と栄山寺八角堂

  奈良県吉野町・金峯山寺蔵王堂(国宝)は桃山期の巨大建造物。建立には豊臣秀長が関与。本尊蔵王権現像(重文、像高728cm、615cm、592.5cmの三躯)は下御門仏師宗貞・宗印一門による造像。うち1体は天正15年・16年に造像が進められていることが『多聞院日記』から判明。宗貞・宗印は、この大事業を足がかりに秀長に重用され、天正16年から造像開始された方広寺大仏像立の仏師に登用されたと見られる(拙稿「熊野那智大社十二...

法隆寺釈迦三尊像と「出会う」

 法隆寺大宝蔵殿で開催中の「平成20年 法隆寺秘宝展─斑鳩宮と東院伽藍─/特別展示 飛鳥・白鳳時代の至宝」(3月20日?6月30日)を目指して法隆寺へ。 西院伽藍・講堂に入ると、上御堂への扉が開いている。あれ、特別公開だったっけ・・。・・!、そうか金堂釈迦三尊像(国宝)を移坐してるのか!忘れてた!はやる気持ちを抑えて、子を促して登堂。感動のご対面。上御堂釈迦三尊の前に、金堂釈迦三尊像、薬師如来坐像が安置。案外...

東寺醍醐寺法界寺

  順に、東寺・醍醐寺・法界寺。東寺では、八幡三神像のうち女神坐像(国宝)の大迫力。感動のあまり、講堂諸尊鑑賞に身が入らず。醍醐寺は桜あふれる。参拝者もあふれんばかり。霊宝館の仏像群はドイツでの醍醐寺展(4月?6月8月)開催のため不在。薬師如来坐像(国宝)は居残り組。法界寺は一転して静かなたたずまい。阿弥陀堂の堂内で阿弥陀如来坐像(国宝)と対面しながら、しばしたたずむ。期せずして国宝仏像巡り。→観仏...

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プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
仏像の研究者です。
奈良大学の教員だったりもします。

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