Entries

読書記録(2008年9月分)

備忘のための9月の読書記録。学術論文は除く。発行年月日は初版のもの。再読もあり。黒田基樹『百姓から見た戦国大名』(ちくま新書618、2006・9)藤木久志『刀狩り―武器を封印した民衆―』(岩波新書965、2005・8)岩田重則『「お墓」の誕生―死者祭祀の民俗誌』(岩波新書1054、2006・11)小関智弘『鉄を削る―町工場の技術』(筑摩書房、2000・8)三浦定俊『古美術を科学する―テクノロジーによる新発見』(廣済堂出版、2001・1)武田...

展覧会文化財を見てきました(2008年9月21日)

法隆寺大宝蔵殿 ・法隆寺秘宝展―斑鳩宮と東院伽藍  ・特別展示 飛鳥・白鳳時代の至宝 (9月11日?11月30日)  春秋恒例の秘宝展では、善女竜王像(重文)や南無仏大師像、初見の10世紀阿弥陀如来坐像、蓮池図(重文)など。特別展示では金堂四天王立像(国宝)をじっくりと鑑賞。奥二体を背中合わせに、手前二体を並列に安置することで、四天王の正面と側面を同時に視野に納められ立体把握が容易。 配置の妙。 奈良国立博物館・...

展覧会・文化財を見てきました(2008年9月18日)

東京国立博物館・特別展 スリランカ―輝く島の美に出会う―(9月17日?11月30日) 表慶館での展示。仏像が多く、また中国唐様式の源流を考える上で興味深い作例多し。装飾的な高髻や眼への水晶嵌入など、日本の鎌倉初期彫刻を考えながら見て回る。「宋風」は「唐風」ってことかなど、スリランカと全然違うことばかり考える。図録あり(256頁・2300円)。・特集陳列 六波羅蜜寺の仏像(7月10日?9月21日) 六波羅蜜寺宝物館改修に際...

特別展覧会「東アジアにおける陽明学」のご紹介

特別展覧会「東アジアにおける陽明学」のご案内を主催者より頂戴しましたので、お知らせいたします。王陽明「龍場の大悟」500 年/中江藤樹生誕400 年記念特別展覧会「東アジアにおける陽明学」?王陽明真筆特別展示日時:2008 年9月19日(金)〜26日(金)[10:00〜18:00]主催:学習院大学東洋文化研究所会場:学習院大学・西5号館1階多目的ホール(参加自由/無料) 学習院大学では王陽明「龍場の大悟」500 年と中...

玉稿頂戴しました(20080913)

「天台宗系の山林寺院が中国の天台宗の聖地を範としたのであればそこで成立した造形を範として制作された可能性があると考えられる。そこで五台山を検討した結果そこでは同様に平服で歩を進める姿の造形、すなわち『仏頂尊勝陀羅尼経』序に登場する「老人」の存在があった。したがって鳥居堂像ほかの神像は五台山の老人の姿を基に制作された可能性がある。」(長坂2008、120頁)長坂一郎「滋賀県・鳥居堂男神像について―立像神像に...

展覧会・文化財を見てきました(2008年9月7日)

岡崎市美術博物館・岡崎市文化財保護条例制定50周年記念 文化財―守り、伝える・会期 7月19日?9月28日 文化財の種類や修理に関する情報を、岡崎市内に所在する実物の文化財をふんだんに展示して伝える内容。内容のまとまりがよくとても参考になる。 大樹寺・如意輪観音図(鎌倉時代・重文)、円福寺・善導大師坐像(鎌倉時代)など。パネルへライトを当て照度の違い(50ルクス・100ルクス・200ルクス)での見え方の比較をする展...

展覧会・文化財を見てきました(2008年9月1日)

岩湧寺(大阪府河内長野加賀田) 担当展覧会が終了し、疲れた気持ちをリフレッシュするため、休みの月曜日に寺社拝観。河内長野市・岩湧山中の岩湧寺を参拝。境内には重要文化財の多宝塔あり(→参考)。天文年間(1532?55)の建立とされる。多宝塔本尊大日如来坐像(平安時代)も重要文化財。境内や周辺では秋海棠が満開。別名瓔珞草ともいい、お寺にぴったり。境内には杉・檜の大木のほか、樹齢400年の榧の老樹(大阪府指定文化財...

読書記録(2008年8月分)

備忘のための8月の読書記録。学術論文は除く。発行年月日は初版のもの。再読もあり。義江彰夫『神仏習合』(岩波新書453、1996・7)美川圭『院政―もうひとつの天皇制』(中公新書1867、2006・10)鈴木眞哉『戦国時代の大誤解』(PHP新書446、2007・3)高橋修『【異説】もうひとつの川中島合戦―紀州本「川中島合戦図屏風」の発見』(新書y170、洋泉社、2007・3)藤木久志『戦国の村を行く』(朝日選書579、朝日新聞社、1997・6)...

Appendix

プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

月別アーカイブ

ブログ内検索