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「仮面の世界へご招待―さわって学ぶ和歌祭―」展を終えて

 平成22年度文化庁美術館・歴史博物館活動基盤整備支援事業として採択された、和歌山県立博物館の「仮面の世界へご招待―博物館資料を利用した視覚障害者用教材開発と教育実践―」の事業が、経費の事務処理はまだ残るものの、なんとか終了しました。 先般、和歌山県立博物館のウェブサイトに、事業報告をアップしました。 →事業報告 また、この事業の取り組みについてまとめたテレビ番組「はばたく紀の国―教育は今―」(制作:テ...

読書記録(2011年3月分)

備忘のための読書記録、2011年3月分。学術論文は除く。発行年月日は初版のもの。佐々木俊尚『キュレーションの時代―「つながり」の情報革命が始まる―』(筑摩書房、2011年2月)  「コンテンツとコンテキストは相互補完的な関係であって、どちらが欠けてもいけない。コンテキストは決して「コンテンツのおまけ」程度の副次的な存在ではない」(218頁)。五来重『仏教と民俗―仏教民俗学入門』(角川学芸出版、2010年6月) 「融...

展覧会・文化財を見てきました(2011年3月28日、談山神社)

談山神社・春の社宝特別公開 アジアとの交流(3月25日?5月31日) 宇陀市にお見舞いに行って、子を榛原子供のもり公園で遊ばせた後、山中を抜けて多武峰へ。高麗時代の水月観音像が今回の公開の目玉であったが盗難の危険性が高いという指導があったとのことでパネルに。ただしほかにも、永楽4年(1406)銘のある白衣観音像、北宋時代の細字法華経や南宋時代の版本細字法華経、唐時代の維摩詰経集解、元?明時代の龍頭九鈷杵などあ...

展覧会・文化財を見てきました(2011年3月5日)

薬師寺東京別院・宝物特別公開 薬師寺の文化財保護展(2月26日?3月6日) 修理が施された聖観音菩薩立像(平安時代中期)、千手観音立像(鎌倉時代中期)を拝観。欠失部材を復元し、文化財保存と信仰対象としての尊厳を両立させる修理方針をとる。聖観音像は小像だが充実した造形をみせる新資料として重要。新発見の奈良時代の大般若経も展示。聖観音像修理成果、大般若経発見のどちらも記者発表して広報につなげているのはす...

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プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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