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展覧会・文化財を見てきました(パラミタミュージアム)

パラミタミュージアム・開館10周年記念特別企画 真宗高田派本山専修寺開山聖人750回遠忌報恩大法会記念 高田本山の宝物と文化財展-信仰とその証-(第1期3月4日~3月19日 第2期3月20日~4月2日 第3期4月3日~4月16日) 真宗高田派本山の専修寺に伝わる重宝と、三重県下の高田派寺院所蔵の仏像を展示。専修寺からは、親鸞聖人像(鎌倉時代)や南無仏太子像(鎌倉時代)、親鸞聖人伝絵(重文・永仁3年)、阿弥陀三尊像(重文...

玉稿拝受しました(横須賀美術館建設反対運動、中世箱根における温泉と地蔵)

「市長を始め推進派は、議会制民主主義のルールを盾に、「市立美術館の建設」を強行した。基本計画の策定に際して、市民側が十分な点検・意見表明を行うことの必要性が、今後の教訓としては明らかになったと言える。 美術館における「市民参加」とは、イベントの開催やボランティアの導入という次元を超え、自分たちの税金で美術館を持つのか持たないのか、持つとすればどのような美術館を持ち、いかなる運営をしていくのか、どの...

展覧会・文化財を見てきました(細見美術館、龍谷ミュージアム)

細見美術館・細見コレクション名品選 麗しき日本の美-祈りのかたち-(2月7日~4月1日) 細見美術館所蔵の仏教美術の優品をセレクトして展観。鎌倉時代の千手観音二十八部衆像は旧表具の墨書から紀の川市(旧打田町)の福琳寺旧蔵とわかるもの。三十三身が頭上に浮かぶ群像を一幅に納める。また細見古香庵が熊野滞在時に入手したという掛仏群は、痕跡から全て土中していたものながら、鏡板も多く附属している。出土地が分か...

展覧会・文化財を見てきました(堺市博)

堺市博物館・企画展 開口神社と堺(2月11日~4月1日) 堺市内の古社、開口神社(あぐちじんじゃ)の中近世のあり方について紹介。重要文化財の大寺縁起絵は元禄3年(1690)の作、絵を土佐光起、詞書を近衛基熙ほかが記す。大寺は開口神社の別当念仏寺のこと。この縁起の白描下絵は堺市博に所蔵される。ほか社蔵の中世文書を多数展示。もっとも古い文治3年(1187)尼妙恵一切経蔵三昧僧供料田寄進状には、花押ではなく、指の...

展覧会・文化財を見てきました(水間寺の歴史と寺宝)

貝塚市郷土資料展示室・特別展 水間寺の歴史と寺宝(2月4日~3月25日) 文化8年(1811)に再建された水間寺本堂の再建後200年を記念して、水間寺関係資料を展示。スペースが小さいので展示内容は限定的であるが、享保期の水間寺縁起や元禄7年(1694)の水間寺境内絵図、南北朝時代~戦国時代の文書写や、近世文書などを展観。注目は、行基が水間大滝で龍神から聖観音像を拝受したという水間寺縁起の内容に関連して寺に伝わ...

読書記録(2012年2月分)

読書記録、2012年2月分。論文は除く。発行年月日は初版のもの。和歌森太郎『山伏-入峰・修行・呪法』(中央公論新社、1964・8)「葛城山内の宿々処々の霊崛は、法華二十八品の名によって呼ばれていると説かれたりしている(『渓嵐拾葉集』)。このようなことは、日光の二荒山内の霊崛についても、やはり天台が根底にあったがために、同じようにいわれてきた。葛城山は法華一乗とされ、その守護神は深砂大王すなわち多聞天の化現...

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プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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