Entries

観仏三昧的「読書」生活(2013年7月~9月)

最近すっかりブログにアップするのが億劫だった読書記録を、やはりモチベーション維持のために再開してみます。論文は除きます。井上智勝『吉田神道の四百年-神と葵の近世史-』(講談社、2013)「結局、徳川政権は、最後まで神道を掌握できなかった。それは神国日本の代表者の地位を勝ち得ることができなかったことをも意味する。」(214頁)五来重『日本人の地獄と極楽』(吉川弘文館、2013)「この昔話は、日本人の地獄が浄土...

展覧会・文化財を見てきました(「御調八幡宮と三原市の文化財展」ほか)

9月23日広島県立歴史博物館 特別展 時代を作った技-中世の生産革命-(9月13日~11月4日) 国立歴史民俗博物館との共同展示。中世における漆器・陶器・金属器・石製品などの技術的展開を、考古学的成果を中心にして幅広く提示する。自分の直近の研究課題にからむので、大分市・羽田遺跡出土の鉄釜鋳型、埼玉県坂戸市・金井遺跡B区出土の仏像鋳型、京都市・平安京左京八条三坊跡出土の鏡鋳型と刀装具鋳型に注目しながら鑑賞...

展覧会・文化財を見てきました(龍谷ミュージアム「極楽へのいざない」ほか)

9月10日京都産業大学むすびわざ館2階ギャラリー 企画展 京都大原 勝林院の仏教文化と歴史(9月3日~10月20日) 天台声明の聖地、勝林院開創1000年に際して京都産業大学日本文化研究所が行った調査に基づく展示。 本尊阿弥陀如来坐像の像内調査で見つかった胎内仏3躯が展示の核。一躯は、像高49.5㎝の、平安時代後期の阿弥陀如来坐像。両脚部まで一木で木取りした、堅実な作風の像。他2躯は鎌倉時代と江戸時代の光背化仏...

展覧会・文化財を見てきました(スーパー能「世阿弥」、関連特別展示)

大淀町文化会館 スーパー能「世阿弥」関連特別展示(9月7日のみ) 梅原猛作の現代語能「世阿弥」の開催に伴って、大淀町桧垣本を本貫とする桧垣本猿楽に関連する展示として、吉水神社所蔵の桧垣本七郎の猿楽面2面を展示。若い男は面裏に「吉野カツテ御セン/キシン/ヒカヰモトサルカク七郎作/明応二年ミツノトウシ/吉日」、若い女は面裏に「ヒカヰモト七郎作/吉野コモリノ御前キシン/明応二ミツノトウシ卯月吉日」銘あり...

Appendix

プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

月別アーカイブ

ブログ内検索