法隆寺大法蔵殿 法隆寺秘宝展-室町時代から近世へ-(3月20日~6月30日) 従来展示機会の少なかった、室町~江戸時代の仏像や仏画などを展示。彫刻では元禄15年(1702)湛海作の不動明王坐像(西円堂安置)、円空作の大日如来坐像、南北朝~室町時代の大日如来坐像や、塑造の聖徳太子七歳像(室町時代)、永享2年(1430)銘の舞楽面散手や行道面など。絵画では室町時代の子島荒神像、三宝荒神像、立像に表された僧形八幡神像...
高野山霊宝館 企画展 火災と高野山-よみがえるその歴史と暮らし/いろいろな弘法大師像/様々な曼荼羅の形(4月26日~7月13日) 高野山における火災の歴史を振り返りつつ、その痕跡を示す資料を展示し、防火の大切さをアピールする。昭和元年に焼失した金堂の柱(櫻池院蔵)が残されていて、驚き。金剛峯寺遺跡出土の12c~19cの遺物(陶磁器類中心)が多数展示されているのも、従来公開の機会が少ない資料で、貴重。古い時期...
5月31日、一路滋賀へ。滋賀県立安土城考古博物館 特別展 安土城への道-聖地から城郭へ(4月26日~6月15日) 滋賀県における戦国期の城郭が聖地・霊山に築城されている事例があることから、「城」に地域支配における宗教的権威を象徴的にまとわせ、信長・秀吉など戦国武将の神格化もこうした状況を背景にする、とする魅力的な仮説を展示を通じて示す。そうした趣旨のため、城郭立地地と強く関わる寺社の仏像・神像が多数出陳。...