九州国立博物館 特別展 始皇帝と大兵馬俑展 (3月15日~6月12日) 秦時代の遺物とともに、兵馬俑8体(及び軍馬1頭)を公開。将軍俑の着衣表現をしばし確認。図録あり(215頁、2,400円)。 特別展示 芦屋鋳物師の世界-中世鋳金の美と受け継がれた技 (1月19日~4月17日) 福岡・芦屋鋳物師の手になる中世~近世の鋳造物を集約。著名な湯釜(芦屋釜)ばかりでなく、鰐口などの梵音具も製作。高倉神社の毘沙門天立像は芦...
東大寺ミュージアム 特集展示 二月堂修二会(2月6日~3月21日) 修二会の期間に合わせた特集展示。寛文7年(1667)の火災で破損し、このたびの修理で裏側の線刻も見られるようになった二月堂本尊光背(銅造舟形光背)や、火災後に直ちに用意された大画面の二月堂再建地割図(梁行図、桁行図)、紺紙金字華厳経(二月堂焼経)から、二月堂の回録史を紹介。あわせて、二月堂修中練行衆日記の昭和19年(1944)分をチョイス。修...
高野山霊宝館 平常展 密教の美術-曼荼羅を中心として-(1月16日~4月10日) まだひんやり肌寒い高野山。ちょうど金剛峯寺前では、高野の火祭りと称する柴燈大護摩供が厳修中。春は間近。 前庭にわずかに雪が残る霊宝館では曼荼羅の世界観を資料とパネルで細かく紹介。金剛峯寺の金剛界曼荼羅図下絵・胎蔵界曼荼羅図下絵は密乗筆。密乗は東寺元禄本両界曼荼羅を描いた久修圓院宗覚の弟子。金剛峯寺聖天秘蜜曼荼羅は、随分古...