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石山寺「本尊秘仏如意輪観世音菩薩御開扉」拝観記

石山寺 本尊秘仏如意輪観世音菩薩御開扉(3月18日~12月4日) 33年に一度(及び天皇即位時、行幸時)開扉される勅封本尊の御開帳。承暦2年(1078)の火災ののち、永長元年(1096)本堂再建までに造像された、像高293.9㎝、二臂・左足垂下の観音像。洗練された出来映えの定朝様の大作。内陣土間の岩座に坐るようすも間近にうかがえ、両脇には執金剛神(木造)、蔵王権現(塑造)が随侍する。本尊光背(元禄3年銘)の背後の土...

「仮面は語る―和歌山県の翁面―」

「仮面は語る―和歌山県の翁面―」 (『保存会だより』45、2016・3) 大河内 智之1 「翁」とは 芸能における「翁」について、『日本民俗大辞典』(執筆西瀬英紀)から、やや長いが引用する。【翁】:猿楽の演目で、祝福の祝言を行い、その場所をことほぐ内容を持ち、式三番ともよばれた。能の番組の最初に演じられ、ストーリーをもたない内容から「能にして能にあらず」といわれ、儀礼的曲目として扱われている。鎌倉時代にさか...

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プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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