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鹿児島県立歴史資料センター黎明館「八幡神の遺宝」ほか鑑賞記

 秋晴れの休日。黎明館の八幡神展の会期終了が近づいてきたので、鹿児島私的調査旅行を決行。ピーチの関空-鹿児島便が安く大助かり。鹿児島神宮 鹿児島入りして、最初に大隅国正八幡宮にご参拝。本殿は宝暦6年(1756)島津重豪再建で県指定文化財。木村探元筆の障壁画あり。三ツ石友三郎『鹿児島神宮史』(84頁、600円)を購入。松下美術館 まずはお願いしていた所蔵資料の調査(ありがとうございましたm(_ _)m)。その後、広い敷...

高野山霊宝館「「真田丸」の時代と高野山」鑑賞記

高野山霊宝館 企画展 「真田丸」の時代と高野山(10月8日~1月15日) 高野山・九度山蟄居時代の真田昌幸・信繁(幸村)について、菩提寺の蓮華定院所蔵の真田家関係資料を用いて紹介。あわせて真田家の主君に関しても、成慶院と持明院の武田家関係資料、清浄心院上杉関係資料や金剛峯寺豊臣秀吉像などで示す。寺壇関係により全国の大名家とつながりを有した高野山ならではの品揃えで、高野山を巡る戦国~江戸初期の実像について...

堺市博物館「大寺さん-信仰のかたちをたどる-」鑑賞記

堺市博物館 特別展 大寺さん-信仰のかたちをたどる-(9月13日~10月23日) 開口神社(通称大寺さん)に所蔵される土佐光起筆大寺縁起(重要文化財)の修理完成と、同館所蔵の大寺縁起下絵が府指定文化財となったことを記念し、開口神社と、かつてその境内に一体としてあった念仏寺(大寺)の歴史を紹介する。大寺縁起については、修理によって得られた知見を提示するとともに、大坂夏の陣後の開口神社復興の象徴として制作さ...

東博「禅-心をかたちに-」、国立西洋美「クラーナハ」、國學院大學博「祭礼行列」鑑賞記

國學院大學博物館  企画展 祭礼行列-渡る神と人-(10月15日~12月4日) 祭礼行列の諸相を絵画資料で紹介。西村楠亭筆葵祭図屏風、横山華山筆やすらい祭・上賀茂競馬会図屏風、冷泉為恭筆祇園祭礼絵巻、年中行事絵巻(祇園御霊会)、日光祭礼絵巻と、同館が良質な祭礼画のコレクションを形成していることを知る。和歌浦御祭礼御渡絵巻(同学図書館蔵)は後期展示で残念。リーフレット(A3両面)あり。東京国立博物館 特別展...

大和文華館「呉越国」、飛鳥資料館「祈りをこめた小塔」鑑賞記

10月8日大和文華館 特別展 呉越国-西湖に育まれた文化の精粋-(10月8日~11月13日) 浙江省博物館・臨安市文物館の所蔵資料を核とした初めての「呉越国」展。国王銭氏による投龍簡祭祀(道教儀礼)に関する資料を冒頭に配置し、玉器・磁器・金属工芸の精華とともに、銭氏五代の崇仏のありようを阿育王塔・仏像・経典によって紹介する。銭弘俶の発願により造られた阿育王塔は、雷宝塔出土の開宝5年(972)造立の銀製阿育王塔...

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プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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