ICOM京都大会関係の仕事のついでに、隙間の時間に展覧会滑り込み。6月25日佛教大学宗教文化ミュージアム 特別展 ほとけの手-黙して大いに語る-(5月25日~6月30日) 本体から分離して伝えられた仏像の手を集め、そこから「ほとけの手」の宗教的機能を推察する。京都大学人文科学研究所所蔵のパキスタン・タレリ寺院とメハサンダ寺院出土の手部断片23点、徳島県・雲辺寺の千手観音像腕部26点、兵庫県・達身寺の天部形像腕部4点...
先週、方々への出張の合間の時間を縫って重要な展覧会に駆け込み。6月18日香雪美術館 羅漢さん-仏教を護る聖者たち-(5月18日~7月15日) 村山コレクション中の羅漢に関する資料を、絵画と画中に描写される調度から紹介。展示面積的には南北朝~室町の十六羅漢図と江戸時代(古様に見えるように写したもの)の十六羅漢図が大きく占めるが、通底するのは明恵上人の羅漢信仰への接近。ポスト「明恵の夢と高山寺」(於中之島香雪...