2月22日福島県立博物館 特集展 震災遺産を考える-それぞれの9年(2月11日~4月12日) 東日本大震災と原発事故からの9年を、同館が収集を続けている震災遺産と、それらの資料に深く関わる福島の人々の生き様や活動を通じて紹介する。展示の冒頭に設置された、福島県博が作成した南相馬市半杭牧場牛舎の柱のレプリカは、原発事故後の避難で放置せざるを得なかった牛が飢餓のために齧った痕跡が生々しく再現され、餓死した牛の苦...
2月21日東京国立博物館 日本書紀成立1300年特別展 出雲と大和(1月15日~3月8日) 古代の祭と政の構造を日本書紀を基軸に出雲・大和を対比的に捉え、祭祀や葬送の場とかたち、そして仏教受容の様相を紹介。島根県・奈良県と東博の共同企画。前半は出雲大社の心御柱・宇豆柱、荒神谷遺跡出土の銅剣・銅矛、加茂岩倉遺跡出土の銅鐸など島根県立古代出雲歴史博物館の収蔵品、メスリ山古墳の埴輪や黒塚古墳の鏡、藤ノ木古墳の副葬品...
2月11日奈良国立博物館 特別展 毘沙門天-北方鎮護のカミ- (2月4日~3月22日) 奈良時代から鎌倉時代までの毘沙門天像の優品を集約して展示する貴重な機会。愛媛如法寺の稀有な奈良時代乾漆毘沙門天立像や、像内から保安5年(1124)銘が確認された島根岩屋寺旧蔵の大型の毘沙門天立像といった新資料とともに、東寺の兜跋毘沙門天立像、道成寺の毘沙門天立像、鞍馬寺の毘沙門天・吉祥天・善膩師童子立像や、誓願寺像、雪蹊寺...