4月19日高野山霊宝館 開館100周年記念大宝蔵展 高野山の名宝(1期:4月17日~6月6日) 同館の開館100周年を記念して、11月28日まで会期を4つに分け、収蔵する国宝・重文のほとんどを公開。空海筆聾瞽指帰(国宝)、諸尊仏龕(国宝)、飛行三鈷杵(重文)の高野山三大秘宝をはじめ、運慶作八大童子立像(国宝)、快慶作孔雀明王坐像(重文)、大日如来坐像(西塔伝来・重文)などは通期展示。1期の目玉は阿弥陀聖衆来迎図(国宝...
4月18日浜松市美術館 企画展 みほとけのキセキ-遠州・三河の寺宝展-(3月25日~4月25日) 遠江6か寺、東三河の1か寺の浜名湖文化圏の寺院に伝わる仏像を紹介。猪鼻湖北の微高地に位置する摩訶耶寺千手観音立像(10c)をはじめ、普門寺の興隆期を具体的に示す12世紀の仏像群など重要文化財多数出陳。浜名湖面に隣接する舘山寺から明治4年に移された応賀寺阿弥陀如来坐像(12c)は、本来湖を含めた景観を浄土に見立てて安置され...
4月10日京都国立博物館 凝然国師没後700年特別展 鑑真和上と戒律のあゆみ(3月27日~5月16日) 日本戒律の展開を古代から近代まで俯瞰する意欲的な展示。唐招提寺鑑真坐像、西大寺叡尊坐像(4/20~)はじめ、導御・俊芿・凝然・忍性ら鎌倉時代の律僧から慈雲ら近世の律僧まで、その肖像とともに幅広く事蹟を拾う。戒律の根拠となる経典・聖教を多数集めた硬派で真面目な展示は、誠実に仏法に向き合って生きた清僧たちへの敬意と...