10月22日なら歴史芸術文化村 特集展示 奈良県指定の文化財(10月22日~12月11日) 古代〜中世の美術工芸品を中心に奈良県指定文化財を集めて、県としての文化財保護の活動と意義を紹介。仏像では陽雲寺菩薩坐像、朝護孫子寺銅造毘沙門天立像、東南院大日如来坐像、野迫川村平区平等寺釈迦如来坐像、絵画では唐招提寺薬師十二神将像、元興寺智光曼荼羅(後期[11/15~])、如意輪寺吉野曼荼羅、金峯山寺吉野曼荼羅(後期)、工芸...
10月16日百済寺 秘仏御本尊 十一面観音菩薩 特別参拝(10月1日~10月16日) 聖徳太子千四百年御聖忌を記念して、今春新たに重要文化財になった本尊十一面観音立像を御開帳。最終日に滑り込み。同像は、従来奈良末~平安初期の作例とする説(『東近江市史』)、白鳳期金銅仏との類似を指摘する説(伊東史朗「百済寺十一面観音立像について」『国華』1407)のあった針葉樹製の一木彫像で、重文指定の際には装身具表現等から奈良時...
10月16日野洲市歴史民俗博物館 企画展 近江湖南に華開く宗教文化-野洲・守山の神と仏-(10月8日~11月27日) 滋賀県立琵琶湖文化館と野洲市・守山市が連携し、琵琶湖文化館寄託品を活用して、旧野洲郡の宗教文化を紹介。鎌倉初期仏画の優品である法蔵寺如意輪観音像や、快慶風を示す西林寺の鎌倉時代前期の阿弥陀三尊像、兵頭神社護摩堂伝来の不動明王立像、応永26年(1419)施入とわかる下新川神社の和韓混交鐘、本願寺赤野...
10月15日和歌山県立博物館 特別展 濱口梧陵と廣八幡宮-法蔵寺・養源寺・安楽寺の文化財とともに-(10月15日~11月23日) 広川町の廣八幡宮及び別当明王院と町内寺院3か寺の文化財調査に基づく成果を公開。広村出身の実業家・政治家濱口梧陵の安政地震津波時の活動をあわせて紹介する。廣八幡宮別当明王院の十一面観音立像は、像内納入の法華経に元徳元年(1329)に納められたことが記され、制作時期を把握できる基準作例。こ...
春日大社国宝殿 特別展 春日大明神に祈る 時代を変えた兵-頼朝・義経から幕末まで-(7月16日~12月13日) 美術史実習の見学講義でご訪問。春日大社に武家によって奉納された武器武具類を多数展観。常設の国宝鼉太鼓も源頼朝奉納伝承あり。赤銅造太刀銘友成、黒漆山金作太刀の平安刀や、楠木正成奉納の胴丸(国宝)、足利将軍家奉納の金装花押散兵庫鎖太刀(国宝)など武器武具の重要資料がずらり。大東文書や春日大社文書か...
10月4日龍谷ミュージアム 特別展 博覧-近代京都の集め見せる力-初期京都博覧会・西本願寺蒐覧会・仏教児童博物館・平瀬貝類博物館(9月17日~11月23日) 資料を集め供覧する博覧・蒐覧のあり方を、明治初期に開催された博覧会のごく初期事例である西本願寺を会場として行われた明治4年京都博覧会、明治8年から開催された西本願寺蒐覧会、真宗僧中井玄道による仏教児童博物館と西本願寺周辺の事例と、民間の貝類研究者平瀬...