11月5日尼崎市立歴史博物館 特別展 尼崎市指定文化財の精華(前期)(10月1日~11月30日) 初めて尼崎市指定文化財が指定されてから40年目を記念して、市指定文化財を一堂に公開。仏像では治田寺十一面観音菩薩立像(11c)、ぐいっとくびれた胴が特徴的な白衣観音寺の毘沙門天立像(11c)のほか、お目当ての寶樹院の豊臣秀吉坐像(豊国大明神像)及び菊桐文蒔絵厨子と桑山重晴坐像をありがたくじっくり鑑賞。桃山時代彫刻を考え...
11月3日浜松市美術館 みほとけのキセキⅡ-遠州・三河のしられざる祈り-(10月14日~12月3日) 同じ主タイトルの前回展示(2021年)に引き続き、静岡県西部と隣接する東三河の古代から近世までの仏像神像を、最新の調査成果を反映して紹介。大宝院廃寺出土の菩薩立像塼仏や遠江国分寺出土の塑像片、定光寺の平安時代後期・等身の千手観音立像、岩室観音堂の巨大な仏頭など優美な中央風の作例、普門寺阿弥陀如来坐像や熊野神社不...
11月2日和歌山市立博物館 特別展 葛城修験の世界(10月28日~12月10日) 和歌山市内に伝わる関係資料の調査成果を軸に葛城修験を紹介。加田・迎之坊伝来の中世~近世文書群(県指定文化財))を活用しながら、奈良大学との連携で調査した和歌山市内一之宿関連資料を伝える常行寺、二之宿関連資料を伝える西念寺、三之宿関連資料を伝える本恵寺の文化財を取り上げるとともに、七之宿葛城中台中津川行者堂の文化財や八之宿犬鳴山...
11月1日神奈川県立金沢文庫 特別展 廃墟とイメージ-憧憬、復興、文化の生成の場としての廃墟-(9月29日~11月26日) 廃墟を見つめる眼差しと表現、そこから生成される再生の萌芽という重厚で重層的なテーマを展示で表現。本法寺法華経曼荼羅、本興寺法華経曼荼羅、聖衆来迎寺六道絵、平野美術館二河白道図、京博病草紙、東大寺東大寺大仏縁起、奈良博東大寺縁起など。ほか称名寺文書のテクストの上にも廃墟イメージを浮かび上...
10月26日飛鳥資料館 特別展 川原寺と祈りのかけら(10月6日~12月10日) 川原寺で仏像調査してから、飛鳥資料館で川原寺裏山遺跡出土の塑像や磚仏鑑賞。7世紀後半創建の伽藍が9世紀に火災にあい、その後被災資料のうち尊像断片類をまとめて板蓋神社のある小丘陵に埋納されたもの。昭和49年に関西大学網干善教氏が発掘調査を行い、そのまま同大考古学研究室が保管してきた資料多数と明日香村が保管する資料から、その概要を紹介...