「天台宗系の山林寺院が中国の天台宗の聖地を範としたのであればそこで成立した造形を範として制作された可能性があると考えられる。そこで五台山を検討した結果そこでは同様に平服で歩を進める姿の造形、すなわち『仏頂尊勝陀羅尼経』序に登場する「老人」の存在があった。したがって鳥居堂像ほかの神像は五台山の老人の姿を基に制作された可能性がある。」(長坂2008、120頁)
長坂一郎「滋賀県・鳥居堂男神像について―立像神像についての一試考―」(『村重寧先生星山晋也先生古希記念論文集 日本美術史の社』、竹林舎、2008年9月)
神像の「型」が多様でありうることを改めて考える機会となりました。ありがとうございました。
→【観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―】
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