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展覧会文化財を見てきました(2008年9月21日)

法隆寺大宝蔵殿
・法隆寺秘宝展―斑鳩宮と東院伽藍 
・特別展示 飛鳥・白鳳時代の至宝
(9月11日?11月30日)
 春秋恒例の秘宝展では、善女竜王像(重文)や南無仏大師像、初見の10世紀阿弥陀如来坐像、蓮池図(重文)など。特別展示では金堂四天王立像(国宝)をじっくりと鑑賞。奥二体を背中合わせに、手前二体を並列に安置することで、四天王の正面と側面を同時に視野に納められ立体把握が容易。 配置の妙。
法隆寺20080921

奈良国立博物館
・特別展 西国三十三所―観音霊場の祈りと美―
(8月1日?9月28日)
 再訪。展示替えされた仏画が目的だったが、やはり彫刻を中心に。清水寺の千手観音坐像(重文)、松尾寺の快慶作阿弥陀如来坐像をじっくり。ほか醍醐寺の五重塔羽目板絵断片(国宝)も。図録あり(308頁、2400円)。
奈良博20080921

奈良県立図書情報館
 展覧会ではなく、文献探し。和歌山では、高野山大学図書館をのぞいて専門誌がほとんど手に入れられない。奈良は県立図書館でも専門的な本が多くありがたい。施設はキレイだし。目的の論文をゲットしてほっと一安心。
奈良県図20080921

水平社博物館
・特別展 被差別部落にとって「解放令」とは何だったのか
(5月1日?9月28日)
 1841年8月28日発布のいわゆる「解放令」発布後の実態を捉える。全国水平社発祥の地である柏原(現・御所市)では、解放令に反対する住民側から施行は「五万日の日延べ」であるとする流言が発生した。その五万日目が2008年9月3日。今なお差別事件は絶えないし、ネット上など差別の嵐だ。他者の尊厳を侮辱することで成り立つ自我がいかに醜いか、ここを訪れるたびに思う。

→【観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―】

 
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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