FC2ブログ

Entries

玉稿頂戴しました(20081101)


「(前略)彼らは長谷寺の本尊十一面観音像の造立に際して、それまでの日本で類例を見ない巨大木彫像の制作を実現するために、中国から招かれた仏師(木彫の技術者)で、木彫像に関する最新の技術と情報を日本にもたらしたこと、(中略)その技術力は日本人の技術者(飛騨匠と考えられる)に継承され、八世紀後半から九世紀にかけて一木彫像が盛んに造立される基盤を形成した可能性を指摘した。」(岩佐2008、57頁)
岩佐光睛「仏師稽文会・稽主勲をめぐって」(村重寧先生星山晋也先生古希記念論文集編集委員会編『村重寧先生星山晋也先生古希記念論文集 日本美術史の社』、竹林舎、2008年9月)
稽文会・稽主勲については私自身伝説の仏師だろうと思考停止していましたが、その実在性を検証することで古代木彫像の発生・展開に関わる諸問題の提起につながることに、驚きながら学ばせて頂きました。ありがとうございました。

【観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―】

スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kanbutuzanmai.blog66.fc2.com/tb.php/118-a487798a

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

月別アーカイブ

ブログ内検索