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玉稿頂戴しました(2009013)


「百済大寺本尊乾漆釈迦像は様式や技法ばかりではなく図像の面においても、唐代最新の図像を模範として制作されたと考えられる。(中略)やがて完成より約半世紀を経て新都大安寺の本像として移座されたこの釈迦像は、天智奉造の由緒のゆえに天智系皇統が皇位を継承した奈良時代末に霊験仏になったと考えられる。」(中野2008、51-52頁)
中野聰「百済大寺の本尊に関する考察―大安寺釈迦如来像の制作をめぐって―」(『奈良美術研究』6、2008・3)
「本図は、純粋な山王曼荼羅とするよりは、山王一実神道理論に基づいた、まさに天界が編み出した東照三所権現を種子で表すものであり、今まで言われることの無かった「東照曼荼羅(東照権現曼荼羅)」とも呼ぶべき垂迹画の新しい分野の一つの例として、今後認識されうる作例といえよう。」(寺島2008、14頁)
寺島典人「仮称「東照種子曼荼羅図」について」(『近江地方史研究』39、2008・3)
ありがとうございました。勉強させていただきます。

【観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―】

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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