「活人形の修理は様々な分野の技術者の協力が不可欠です。(中略)今後は保存の難しい活人形造りの観音像を浄国寺内の信仰の現場で長く保存する為の環境作りやデータ作りを行っていく事が課題となるでしょう。」(浦叡學「活人形谷汲観音像の修理を終えて」、修理報告書30頁?31頁)
浄国寺編集『活人形師松本喜三郎作浄国寺活人形谷汲観音像修理報告書』(浄国寺、2008・3)
熊本県熊本市の浄国寺所蔵活人形の修理報告書を頂きました。本体修理はもとより、着衣の復原制作に大変な労力を費やされたことがひしひしと伝わる修理報告で、そのことを詳細に記録した本書の意義は大変大きいものと思われます。ありがとうございました。
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