京都国立博物館・特別展覧会 御即位二十年記念 京都御所ゆかりの至宝―甦る宮廷文化の美―
(1月10日?2月22日)
御所においてはぐくまれた宮廷文化の美のかたちの諸相を展観。会期後半の日曜日なので随分混んでおり30分待って入館。水無瀬神宮の後鳥羽天皇像(国宝)、長福寺の花園天皇像(国宝)、妙法院の普賢菩薩騎象像(重文)をしっかり見て、あとはさらっと。常設展がない分、1300円に割高感を感じる。財布が寒い…。図録あり(2500円、324頁)。
泉涌寺心照殿・泉涌寺の仏画と仏具
(1月27日?5月24日)
京博で天皇家の美の世界を鑑賞したので、御寺へも拝観しておく。心照殿では所蔵の仏画等を展示。仏涅槃図は天文8年(1539)土佐国綱兄弟の筆。描表装の豪華なもの。釈迦三尊像(室町時代)は近年の修理で明兆筆の墨書が発見されたとのこと。日本に残る宋代彫刻の代表作である観音菩薩坐像(重文、通称楊貴妃観音)も拝観。
戒光寺 せっかくなので、塔頭のいくつかにも立ち寄る。まず戒光寺で鎌倉時代造像の本尊釈迦如来立像(重文)を拝観。宋仏画を元に造像された異国風あふれる一丈八尺の巨像。
即成院 続いて即成院で、平安時代後期に造像された本尊阿弥陀如来像(重文)と二十五菩薩像(重文)の群像を拝観。併せて公開中の来迎会で使用する仮面も拝見させてもらう。紙製とのこと。今熊野観音寺もちょっと立ち寄る。
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【観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―】
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