「(前略)単なる宋風彫刻の一例とするにはとどまらない、注目すべき特徴をそなえている。ひとつは京都戒光寺釈迦如来像と姿形が類似する北京律系の像と目される点であり、いまひとつは像内に骨灰を塗布する、いわゆる骨灰像の一種とみなされる点である。」(神田2008、53頁)
神田雅章「金峯山寺釈迦如来立像について―修理報告をかねて―」(『鹿園雜集』10、2008年3月)
ありがとうございました。像内に塗った骨灰は動物骨だとのことで、深まる謎。まるで漆喰を塗ったよう。調湿効果でもあるのかしらん。
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