桜井市立埋蔵文化財センター・企画展 忍坂街道を行く
(12月10日?4月5日)
桜井から宇陀へと行く街道沿いの古墳群の出土遺物を展示。忍坂(おっさか)は難読地名の一つ。仏教美術系のものとしては、国史跡粟原寺(おうばらでら)跡出土の蓮華文軒丸瓦あり。粟原寺の塔の伏鉢は現在談山神社に所蔵され、国宝。粟原も難読地名。泊瀬(はせ)も。リーフレットあり(7頁)。
巻向遺跡第162次調査現地説明会 桜井市埋蔵文化財センターが桜井市大字辻で発掘中の、3世紀前半頃の建造物・柵についての現地説明会。新聞報道では卑弥呼の神殿となっています。現在のところ、三棟の建物が東西にならび、うち中央の建物と東の建物が柵で囲まれ、さらに中央の建物部分が凸状に出っ張る特殊な配置。神殿かどうかは分かりませんが、特別な建物(群)のようです。
長岳寺 巻向遺跡を辞して、箸墓古墳(倭迹迹日百襲姫尊命陵)、景行天皇陵、崇神天皇陵を横目に見て長岳寺へ。仁平元年(1151)銘を持つ阿弥陀三尊像をしばし拝観。修論でこの三尊像にぶつかっていった頃より、少しはすっきりとした視点で見られるようになってきたように思いますが、まだまだわからないことだらけ。いつかその造形性の特質と源泉、背景をクリアーカットに解明して、すっきりしたいものです。
→
【観仏三昧―仏像と文化財の情報ページ―】
スポンサーサイト
- http://kanbutuzanmai.blog66.fc2.com/tb.php/158-ef2aafc6
トラックバック
コメントの投稿