法隆寺大宝蔵殿法隆寺秘宝展―僧房と子院と寺僧たち―
(3月20日?6月30日)
恒例の春の大宝蔵殿での展示。僧具メインかと思えば、さにあらず仏像も多い。三経院の阿弥陀如来坐像(重文)と広目天・多聞天立像(重文)が第一室に。宝塔を振り上げ掲げる多聞天は古き南都の伝統。奈良仏師なのだろう。観勒僧正像とされる聖僧像(10世紀・重文)は本来は聖僧文殊。初めて見た。北室院の不動明王二童子像は不動が平安後期、童子が南北朝。その他塔頭の仏像も並ぶ。朱漆塗の漆器も多数展示される。見応えあり。図録なし。
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