観仏三昧的生活のこぼれ話とミュージアムや文化財に関するトピックス。
海津一朗「日本中世民衆運動の思想―紀州惣国の成立過程―」(『国立歴史民俗博物館研究報告』152、2009年3月)「紀伊国南部荘という高野山金剛峯寺の中核荘園における民衆運動を概観した。そこでは農民闘争や中世村落をめぐる通説と異なり、鎌倉早期以来、全荘規模の土一揆が発生して、在地領主(地頭・公文)からの夫役功食の確保と荘鎮守惣有地の獲得という新儀(権利拡張)が実現していた。」(海津2009、365頁)
Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。
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