観仏三昧的生活のこぼれ話とミュージアムや文化財に関するトピックス。
松岡久美子「萬年寺の文化財―小野寺から黄檗寺院萬年寺へ」(『栗東歴史民俗博物館紀要』15、2009年3月)「近江への黄檗勢力の伸展は、複数の法系において同時並行的に行われたが、祐堂にはじまる一派による末寺群は、栗太郡域および彦根周辺に重要な一角をなした。」(松岡2009、10頁)
清水真澄「法隆寺金堂持国天像の牛頭人身形邪鬼について」(『博物館学年報』40(同志社大学)、2009年3月)「(前略)樹神には四天王に従う者としての立場・位置づけがなされている(中略)天王像の台座として表された牛・羊の造形には、四天王に従う立場である樹神の化身という意味が込められているのではないか」(清水2009、84頁)
Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
仏像の研究者です。
奈良大学の教員だったりもします。
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