観仏三昧的生活のこぼれ話とミュージアムや文化財に関するトピックス。
浅見龍介「≪調査報告≫六波羅蜜寺の仏像」(『MUSEUM』620、2009年6月)納入品は、体部の内刳りされた中、正面から見てほぼ中央、側面から見て前寄りにある。下は内刳りの底部に接し、上は左手に持つ宝珠の中心ぐらいの高さである。形は上から、宝珠形、半円形(上が直線、下が弧を描く)、三角形(屋根形)、その下は長い棒状で、下端は薄い台が付くようである。棒状部分の下方、台の上に円形の一部を裁ち落した壺型のものがある。(浅見2009、11-12頁)
Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。
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