久米寺(奈良県橿原市久米町)
講義を終えて、親を見舞って、立ち寄る。久米仙人の説話と、空海が大日経にまみえた場所として著名。境内の多宝塔(重文・江戸初期)は、江戸時代後期に仁和寺から移築されたもの。本堂本尊は丈六の薬師如来坐像。堂内拝観をお願いしようとするも、境内工事中でお寺の方がばたばたしてるので遠慮する。
吉祥草寺(奈良県御所市茅原)
役行者誕生地、修験道の道場。本堂本尊は等身大の五大明王像(
画像)。江戸時代と思うが、作行きの違う像も混じる。本堂は近年再建された(前身建物は14世紀末期、応永年間建立とのこと)。以前訪れた時に拝観した、等身大の役行者像は中世のものだったが、本堂隣の行者堂も撤去され、移坐されたようで拝観かなわず。画像手前の二天門安置の二天像は、平安時代後期、12世紀の製作だが、損傷が進む。特に足もとの朽損が目立つ。未指定。


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