東大寺法華堂 奈良での仕事を終えて、トンボ返りのつもりも、ちょっとだけ道草。ということで東大寺法華堂へ。本尊不空羂索観音像(国宝)、伝日光・月光像(国宝)はじめ、群立する諸尊をしばし拝観。ふと、四天王・金剛力士の鎧の彩色が気になり、チェック。たいしたことではないが、気になっていたことの解決の手がかりを得たような気に。
新薬師寺 ふと思いついた鎧のチェックを、せっかくだから新薬師寺の十二神将像でもみようと、立ち寄る。ふむふむ同じようなもんだ。鎌倉初期、古代彫刻を復古する際の小礼の処理の仕方が引っかかっていたが、漆箔して文様を描くあり方は古代彫刻からの学習かもしれない。ま、わかりませんけど。
入江泰吉記念奈良市写真美術館・入江泰吉 唐招提寺
(7月4日?9月27日)
せっかくなので、立ち寄ってみる。たぶん初入館なのに、激しい既視感。なんで、と思ったら、自分の職場と同じ黒川紀章の設計だった。唐招提寺の写真は、見覚えのある仏像写真が、案外入江作品だったことに驚く。作者の創意が全面にでた「芸術」写真もあるが、資料写真に徹しているものも多い。堂内に大日如来が安置されている写真が新鮮。同時開催の「星の風景」展、夜空を映した写真、ああきれい、と素直に思う。

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