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玉稿頂戴しました(2009年9月4日)


両腕と体部材との結合には、それぞれ別製の木製蟻枘を用いていることが判明した。蟻枘の長さは矧ぎ面の半分程度(長二八?)で、蟻枘の腕材への固定には左右とも日本の木釘あるいは竹釘を用いている。(丸山・神庭・浅見・今津・楠井・鳥越2009、6頁)

丸山士郎・神庭信幸・浅見龍介・今津節生・楠井隆志・鳥越俊行「光得寺大日如来坐像のX線コンピュータ断層撮影(CT)調査報告」(『MUSEUM』621、2009年8月)
ありがとうございました。
 非破壊での仏像像内の詳細を探る最新の研究方法に関する画期的な報告と拝察いたします。今後、同様の調査方法の汎用性を高めるためには、X線CT装置の大出力化と大型化が必須ですが、そのためにも現状施設での研究の「有効性」を示す蓄積が必要と存じます。国立文化財機構でしか不可能なこの研究、ぜひぜひ今後も新たな知見を心待ちにしております。

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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