観仏三昧的生活のこぼれ話とミュージアムや文化財に関するトピックス。
丸山士郎・神庭信幸・浅見龍介・今津節生・楠井隆志・鳥越俊行「光得寺大日如来坐像のX線コンピュータ断層撮影(CT)調査報告」(『MUSEUM』621、2009年8月)両腕と体部材との結合には、それぞれ別製の木製蟻枘を用いていることが判明した。蟻枘の長さは矧ぎ面の半分程度(長二八?)で、蟻枘の腕材への固定には左右とも日本の木釘あるいは竹釘を用いている。(丸山・神庭・浅見・今津・楠井・鳥越2009、6頁)
Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。
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