安倍文殊院 建仁3(1203)年快慶作の本尊文殊菩薩坐像が、修理のために獅子からおろされていることを、
神奈川仏教文化研究所さんの特選情報で目にしたので、10日ぶりの休みに親の見舞いがてら、子を連れて立ち寄る。いつもは見上げている文殊像を、より近くにみられるよい機会。髻や裙裾のようすなどの細部形式や、体型や面相部の表現を頭に入れておく。お接待の落雁と抹茶を、初体験の子に与える。おいしいって。頼もしい。
橿原考古学研究所附属博物館平常遷都1300年祭記念連続ミニ展示 第2回 井戸と暮らし
(9月5日?9月23日)
雑用をこなして帰宅途中、橿考研の前を通ると銅鐸のポスターがあり、銅鐸展もう始まっていたっけと、立ち寄ってみる。やはり会期はまだ先(「特別展 銅鐸―弥生時代の青銅器鋳造―」、10月3日?11月23日)だったが、博物館のホールを会場に、無料で見られる来年までの連続展示を開催中。井戸枠がこれでもか!と露出展示。展示手法は大胆だけれど、井戸枠の素材や技法が多種多様なのはよく分かった。膨大な収蔵資料をお蔵入りさせず積極的に公開する姿勢がうかがえ、担当者は大変だろうが、情報の共有化を図る上で意義ある連続展示だと思う。
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世界遺産登録5周年記念特別展「熊野三山の至宝―熊野信仰の祈りのかたち―」 【観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ 】
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