10月16日。5時起床。観仏三昧の更新をして、7時に出立。県内某町某寺に8時30頃到着、午前中調査を行い、住職といろいろ相談する。急いで博物館に引き返し、疲れからか猛烈に眠いのを我慢して、朝にアップしてもらっておいた次回特別展「野呂介石」展のウェブページをチェック。修正箇所発見。
午後1時、県内某自治体の教育委員会のグループに展示解説。約2時間の解説で、声がでなくなる。ついに喉をやられたらしい。会期中、30回以上解説しているので、喉はずっと不調。本日は博物館に外部監査が入っている日で、展示解説中にその一行が展示室を巡検。上司たちはピリピリムード。解説後、某自治体教育委員会の担当職員さんと情報交換。先の台風で山中の道を封鎖しにいったとのこと。大変。ご来館してくださった知り合いの研究者にご挨拶して机に戻り、次回特別展「野呂介石」展示キャプションの山のような校正原稿をチェック。
本日は夜間開館日なので、展示室の様子を確認。会期終了間近ということで、普段の夜間開館時より人が多く、受付職員さんとともに喜ぶ。ミュージアムショップも覗き、お客様とお話していると、知り合いの研究者の方がご来館。ご挨拶する。
席にもどり、昨日某町某資料館に頼まれたものの先延ばしにした資料をチェックするため、ノートをもって収蔵庫に。某資料の数等を確認して、内容をFAXで先方に送信。事務的な懸案事項を上司と打ち合わせして意見を擦り合わせ、20時職場を離れる。眠い。
学芸員は普段いったい何をやっているのか外から見えないと言われたので、ためしに3日間の仕事日記を付けてみました。ばたばたしています、ってことで。
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世界遺産登録5周年記念特別展「熊野三山の至宝―熊野信仰の祈りのかたち―」 【観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ 】
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展示構成の意図が明確で大変わかりやすく、あっという間に1時間、経ってしまいました。じっくりと時間が取れなかったこと、つくづく悔やまれます。
本地仏と神像とを重ね合わせてみる仕掛け、楽しかったです。
ずらっと並んだ本地仏曼荼羅や宮曼荼羅には、圧倒されました。
神宝類は、新宮の宝物館でも一部、見ていましたが、蒔絵の解説とともに体系的に配列され、その全貌をイメージするのに有益でした。
諸々、とうてい書き尽くせませんが、「おなかいっぱい」楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
追伸 受付やショップの職員さんのホスピタリティも素晴らしいですね。妙に無愛想な博物館もありますから…。(笑)