興福寺・興福寺国宝特別公開2009 お堂でみる阿修羅
(10月17日?11月23日)
美術史学会西支部大会として、興福寺国宝館館長金子啓明氏の阿修羅展についての講演の後、仮金堂に安置の阿修羅像ほかを鑑賞。群像を群像としてみることができることの幸せ。頭で西金堂の堂内空間を想像しながら見る。康慶作の四天王像もしっかり鑑賞。北円堂もあわせて鑑賞。弥勒仏像は以前に拝観した時からまた見え方が変わっていて、牛の歩みながら自分の成長を感じたりもする。運慶芸術の形成-展開のプロセスを明らかにする作業は、社会的コンセンサスを得られる大きな仕事になるか、自己満足するという小さな仕事になるかはともかく(論理的に実証できれば前者、感覚的に確信できれば後者)、常に意識して立ち向かっていきたいものである。
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