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玉稿頂戴しました(2010年1月4日)


現在の正法寺像に比定される、石清水八幡宮検校祐清造立の千仏光背を伴う丈六阿弥陀像の供養が、建暦二年三月三日に行われ、解脱房貞慶が供養導師をつとめたというエピソードには、史実の反映を認めてよいと考えられる。(中略)祐清と貞慶との間をとりもったのは、阿弥陀像の制作工房を率いる立場にあった仏師快慶であった可能性が考慮されてよい。小論が首肯されるならば、正法寺像の制作年代は、従来の理解より僅かに遡って特定される。(杉崎2009-2、204頁)

?杉崎貴英「日本中世における冥府彫像とその場をめぐる序論的覚書(上)」(『京都造形藝術大学紀要[GENESIS]』13、2009・10)
?杉崎貴英「石清水八幡宮祐清造立の阿弥陀像と解脱房貞慶―八幡市正法寺(八角院)阿弥陀如来坐像に関する一史料をめぐって―」(『文化史学』65、2009・11)
?杉崎貴英「富山県外所在の中世彫刻銘文にみえる「越中」二題―七尾市海門寺千手観音像と磐田市西光寺薬師如来像―」(『富山史壇』160、2009・12)

ありがとうございました。

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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