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「あなたの学芸員についてのイメージは?」

 博物館経営論の講義(帝塚山大学)でのアンケートを2010年度も行い、随時こちらのブログでも公開します。今年も、学生さんの新鮮な意見を自らをながめる鏡として活用し、よりよい博物館運営へとつなげていきたいと思います。

第1回「あなたの学芸員についてのイメージは?」(回答の50音順に列記)
・今はすごいお堅いイメージがある。私が見に行った博物館が悪いのかもしれないが、物一つ一つに説明があったりなかったり、あまり話をしにくい感じであった。別の博物館では学芸員が前へ前へ出てすごくいろいろな説明をしたりと、すごくいいイメージを持った。学芸員によってその博物館自体が変わるんだなと感じさせられた出来事であった。
・堅い印象を受ける。しかし多様な展示内容、手段もあるわけだから、実態としてはデパートの店員に通じるものがあるやも、と思ってしまった。
・学校の先生やまわりのひとたちからよく聞くのですが、学芸員の資格を取っても自分の思うように仕事ができないといわれています。展示は知らない人でもわかるように説明文を長くするようにとか、せっかく資格があるのにボランティアでもいいから案内ができるような、そんな学芸員が必要だと思います。
・研究したことを最大限に表現できる職業。
・資格は取れてもなかなかなりにくい現状、というイメージ。
・実際に就職するのにとても難しいと考えています。自分の好きな分野に対しての仕事なので、例え苦労してもがんばれると考えています。
・すべての展示物を把握している人。その展示物の歴史などがすぐ説明できたり…など。
・専門的知識を持ち、博物館における展示物の設置に関わったり、それにおける説明を行ったりする人。
・その博物館や美術館で、展示をする時などに作品の配置を考えたり、広告などの文章やデザインを考えたりするイメージ。誰かに作品などについて聞かれたら答えるイメージ。
・地味で閉塞的な印象があります。作品について教えてもらいたい時に気軽に聞ける雰囲気ではなかったり、黙々と仕事をこなしているイメージです。
・他人と接することが少ない事務的なイメージ。
・展示物についての疑問や質問がある時に説明する人のイメージです。
・展示物の内容等に特化している。
・特定の専門分野において、非常に優れた知識を持ち、他者に分かりやすく説明できるプロフェッショナル。
・何かのマニアな人(正直よくわからないです)。
・博物館の構成や展示方法などを考え実施する。
・博物館などの資料を調査・保存し、展示の企画を行う人。また以前、別の講義で上記の仕事よりも自分の研究を続けるために(仕方なく?)学芸員をやっている人も中にはいるという話を聞き、あまり開かれていない職業なのだという印象を受けました。
・美術品の保管・管理のエキスパート。
・平日は通常勤務をし、休日は研究会の準備や、自身の講演会などがあり、非常に忙しそうなイメージがあります。また発掘調査に行くと報告書も出すので、本当に休みがなさそうだなと思っています。
・豊富な専門知識と多様な視点から、見る人々に単なる物の説明だけでなく、それにまつわる話や他の展示物との接点、様々な見方を提示する人、というイメージがあります。
・マニアック。
・ミュージアムに多くの種類があるように、学芸員の方にも専門的知識はいろいろあると思いますが、基本的に共通することは、博物館があって何かをそこに展示等する際に、誰にでも価値を見出せるように考え続けるのが学芸員だと思います。
・冷静だけれど自分の分野についてはマニアックでよい意味で子どもっぽい。
・歴史好き。歴史的価値のある展示物以外の日常のささいなものにも、職業柄で歴史的背景の意味について考えているイメージ。
・歴史などが好きな人というイメージを持っています。好きで、展示物を選んで、たくさんの人にそれらを見てもらいたいと考えて、その展示物のよさを伝えようとしているイメージです。
・私は現在大学院に在籍しているのでまわりにたくさんの学芸員の方がいます。先日、とある博物館のほうで採用試験があり(学芸員資格は必須ではなかったので)受験したのですが、「企画力」「発想力」がいちばん必要なのではと感じました。そこから派生して「1つのものをみて10の意見を言える知識」も欠かせないと思います。

観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ
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和歌山県立博物館
特別展 移動する仏像 ―有田川町の重要文化財を中心に― 2010年4月24日?6月6日
【移動する仏像展日誌】


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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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