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玉稿頂戴しました(2010年4月21日)


「しかし百済観音像は、人体としての実体を感じさせる生気に満ちあふれている。こうした様式は、非止利様式に包摂されるものであるが、それはおそらく七世紀前半において、止利様式と相対する様式をもっていた作品群の中に萌芽するものと思われる。」(高柴2010、36頁)

高柴季史子「法隆寺百済観音像私考」(『帝塚山大学大学院人文科学研究科紀要』12、2010・3)

「よって、竹御所の追善造仏の時だけでなく、五大堂五大明王像においても摂家将軍であった頼経発願ということを考慮して、やはり京の文化に従属的で、京の文化に精通した九条道家と中原行兼の存在が考えられるのである。」(岡本2010、228頁)

岡本怜嗣「肥後定慶と中原行兼―幕府造像における採用の背景―」(『奈良大学大学院研究年報』15、2010・3)

「まとまって残るこれらの資料は、本地垂迹思想を背景とする神道美術史だけでなく、立山信仰史の上でも貴重な遺例といえよう。」伊東2010、138頁)

伊東史朗「資料紹介 立山信仰にかかわる資料群」(『愛知県史研究』14、2010・3)

「神出仏師の作例は、神戸市北区・西区から兵庫県の東播磨全域を中心としてみられ、さらに西播磨にも及んでいる。この地域はまだ未調査の社寺・地域が多く、今後の調査の進展により、新たな作例が確認され、神出仏師について詳細が判明することが期待される。」(神戸2010、12頁)

神戸佳文「神出仏師「厚木民部・保省」―江戸時代前期の東播磨の親子仏師―」(『兵庫県立歴史博物館紀要 塵界』21、2010・3)

『古事記』における「丹波比古多多須美知之宇斯王」という名称は、丹後半島各所にある河川下流域を結ぶ陸路・海路を支配下においていた在地性の高いものであると考えられるのではなかろうか。」(小山2010、22頁)

小山元孝「「丹波比古多多須美知之宇斯王」攷」(『太邇波考古』28、2010・2)
ありがとうございました。

観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ
-全国の展覧会や仏像の公開情報が満載!-

和歌山県立博物館
特別展 移動する仏像 ―有田川町の重要文化財を中心に― 2010年4月24日?6月6日
【移動する仏像展日誌】

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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