特別展をなんとかオープンにこぎ着けた余韻に浸る間もなく、29日には自ら講師を務める講演会。誰だそんな無茶な設定をしたのは。…自分です。
隙間の時間で話す内容と資料は作れるだろうと、たかをくくっていたところがありましたが、連日取材と来客が続き、もちろん疲労もあって気付けば当日の朝(!)。3時に起き出して、冷や汗をかきながらレジュメを作製。何とか一応のかたちを作って、出勤後に大急ぎで画像の準備。レジュメの内容も修正して印刷、会場の準備をしていたらあっという間に、講演会の時間。
話す内容の細かなところは、ええい、そのときの自分にまかせてしまえと、最後は自分に賭けて登壇。1時間25分できっちり話を収めて、終了。さらにその後は展示解説。あまり広くない会場に60人がひしめく悪条件ながら、とにかく仏像にご興味をもってもらえるよう、臨機応変に内容を構成して終了。さらにご質問に答えているうちに、閉館。うーん、マラソンを走り終えたような感覚(走ったことありませんけど)。
展示解説は、会期中にあと7回あります。誰だそんな無茶な設定をしたのは。…自分です。疲労して雑にならないよう、回を重ねるごとに話の内容を進化させていきたいところですが、あまり自分を追い詰めてはイケナイ。
5月2日・3日は、大峯山に登って、戸開式や笙の窟を見てきます。山登りをする準備が、全然整っていないことの恐ろしさ。大丈夫だろうか。
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和歌山県立博物館
特別展 移動する仏像 ―有田川町の重要文化財を中心に― 2010年4月24日?6月6日
【移動する仏像展日誌】
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