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あなたがめざす学芸員の専門領域は?

 博物館経営論(帝塚山大学)アンケート、2010年度3回目。学芸員への道はいろいろありますが、そのスタートラインとして、なんらかの専門領域を持つ研究者であることが必須です。ということで、専門性への認識を尋ねてみました。

■あなたがめざす学芸員の専門領域は?(回答50音順)
・近代の資料を解読できるようにしたい。
・考古学
・古代
・古代美術
・縄文土器・石器
・自分が生まれ育った県の文化を高め、良いところを紹介できる能力。
・多分野にそれなりの知識を持ち、ひとつにこだわらず多分野をからめて思考できるようになりたい。地学・民俗・文学。
・中世、主に戦国時代
・展示物に対しての美術的分野を人に魅せること。
・刀剣や甲冑
・動物の飼育員
・日本の中世?近世の寺院関係の古文書の翻刻・調査
・日本の美術
・日本の歴史。特に民俗学。
・美術工芸。現代科学。
・美術作品の勝ちをちゃんと理解した上での、人に尋ねられた時にも主観的になり過ぎず作品の解説をしたり、初見の人にもよくわかる展示を行いたい。
・仏像
・文学系
・民俗(妖怪)
・民俗学が好きなので、民俗・歴史系等で活躍できる学芸員になりたい。
・木簡の研究やこれからの保存方法を見つけていきたい。
・歴史(民俗学)
・弥生時代後期?古墳時代前期まで。または古代の歴史時代。
・あまり博物館に行かない人たちにも関心を持ってもらえる企画を考えられるようになりたい。

 ある研究上のスペシャリストとしてスタートし、博物館を運営するゼネラリストの能力を培っていくのが、日本の学芸員のライフコースといえるかもしれません。人によっては雑芸員と揶揄される所以ですが、学芸員が博物館運営を担っていく上で、組織のあり方を広く視野に入れられることも重要です。研究能力と経営(運営)能力という車輪の両輪を自らの中に構築し、誰のためのミュージアムかという視点を持って、博物館をよりよい場に変えていけるスペシャリストこそが「学芸員」なのではないか、そんなふうに考えています。だから、最後の回答は、まぎれもない学芸員の専門性だと思うのです。

観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ
-全国の展覧会や仏像の公開情報が満載!-

和歌山県立博物館
特別展 移動する仏像 ―有田川町の重要文化財を中心に― 2010年4月24日?6月6日
【移動する仏像展日誌】

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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