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展覧会・文化財を見てきました(2010年5月10日)

法隆寺大宝蔵殿
・法隆寺秘宝展―仏像とその背景―
(3月20日?6月30日)
 大学での講義を終え、法隆寺へ立ち寄る。春秋恒例の秘宝展、今回は仏像特集。夢殿御前立の観音菩薩立像(重文)は平安時代中期の等身像。ジダが細く伸び穴を穿たない形状は独特。同寺の弥勒菩薩坐像(重文)と共通点あり。これまで拝観機会のなかった小仏も多く、飛鳥時代の金銅仏や押出仏から円空仏まで、バリエーション豊富。仏画も、星曼荼羅(重文・平安)、法華曼荼羅(重文・平安)、孔雀明王像(重文・鎌倉)、北辰妙見像(鎌倉)などなど。その他、鏡や仏具など工芸品など、全66件。施設の構造上、ライティングに難があるのは、いたしかたなし。見応えたっぷりの展示で、西院伽藍や大宝蔵院とあわせて見れば、日本彫刻史の集中講義状態。図録なし。夢殿にも足を伸ばし、こちらはライティングされてはっきり拝めるようになった救世観音立像(国宝・飛鳥時代)で締める。贅沢。

観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ
-全国の展覧会や仏像の公開情報が満載!-

和歌山県立博物館
特別展 移動する仏像 ―有田川町の重要文化財を中心に― 2010年4月24日?6月6日
【移動する仏像展日誌】


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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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