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展覧会・文化財を見てきました(2010年5月17日)

石清水八幡宮
・「篝火御影」初公開特別展
(5月9日?5月23日)
 新たに発見され修理が施された篝火御影を初公開。配布された資料によれば、旧表具墨書に永享3年(1431)に石清水八幡宮大乗院へ寄進した銘があり(大乗院は叡尊開山)、男山考古録に「(行教)御自筆の篝火御影の壱軸等什物とせり、此神影一軸ハ、敵国降伏祈祷の時に懸奉と云」とあるものと想定されている。画面中央に円頂相で右手に剣、左手に印を持った倚像(異形の僧形八幡神と想定されている)、その前方両側に8人の神(うち2人は額に目あり、2人は女神か)、下方に燃えさかる火、上方中央に樹木、それに重なるように龍、上方右に六臂の神に征伐される異国の神、左に5?6人の兵士がいる場面が描かれる。全て元?明風が顕著。道教の神々を描いていると見られるが、元寇を想起させる画面上部の情報(龍・神と神の戦い・異国の兵士)の解釈も含め、具体的な成立状況は不明。ほか、銀造聖徳太子倚像(鎌倉か)、異国襲来祈祷注録(重文)、八幡愚童訓(重文)、石清水八幡宮縁起(重文)など。
石清水20100517

観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ
-全国の展覧会や仏像の公開情報が満載!-

和歌山県立博物館
特別展 移動する仏像 ―有田川町の重要文化財を中心に― 2010年4月24日?6月6日
【移動する仏像展日誌】

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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