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「携帯電話にまつわる思い出」

 博物館経営論(帝塚山大学)のアンケート、13回目。ミュージアムが人といかにリンクするかということを話す中で、和歌山県博のマイミュージアムギャラリーを一つの事例としました。
 誰もが思い出の品を持っています。そんな資料と思い出を、あわせて展示することで資料の見え方は変わります。それはあらゆる資料が経てきた歴史性に目を向けるということであり、資料の一品性(逸品性)に気付く、ということです。マイミュージアムギャラリーのこれまでの展示は、和歌山県博ウェブサイト上でご確認頂けます。→和歌山県立博物館ウェブサイト
 受講生のみなさんにも、みんなが持っている携帯電話にまつわる思い出を教えてもらいました。各人の携帯電話の画像とともに提示します(2名分は要望により非公開。一部、文章の添削・修正しているものあり)。

20100719-1 今持っているケータイは、それまでケータイを持っていなかった僕が高校を卒業する時に両親から卒業祝いとしてプレゼントされたものです。それまで友人がケータイでゲームをしたり、音楽を聞いたりして楽しそうにしているのをただ眺めているだけだった僕は、ケータイを選ぶ時に親がいろいろ制限をかけたのに対して文句の一つもいわず、ただひたすらにケータイを買ってもらえるという事実に喜んだものです。
20100719-2 たぶん5年ぐらい前ぐらいに買ったもの。高校時代からひどい待遇してゴメン。ケータイはバイク乗れないのにバイクメーカーのシール貼ってゴメン。鳥取砂丘で砂に落としてゴメン。今でも電池パックの中でしゃりしゃりするよ♪懺悔いたします。
20100719-3 一年前、阿修羅像が九州国立博物館に行った時に、博物館の展示室の前、阿修羅像が載っているパネルの前で携帯カメラで撮影しました。久しぶりに家族と会えた一日でした。
20100719-4 人生で二台目のケータイで、大学に入学したときから使っているのでもう3年になります。これといった思い出はないが、ケータイについている傷の一つ一つが、その歴史を語っています。
20100719-5 私の携帯は買って間もないのですが、父親に黙って勝手に買い替えたので、呆れられたというか苦笑されました。父親が使っている携帯が今年で7年目になるらしく、2年で買い換えるというファッション的な感覚についていけなかったようです。
20100719-6 私の携帯は、自分のためだけにあるのではありません。もうすぐ2才になる姪っ子がいるのですが、遊びに来たときにはいつもおもちゃになります。携帯の音楽を聴きながら体を揺らしたり、電話をかける真似をしてみたりと、姪っ子のおもちゃの役割も果たしています。この携帯があるからこそ、姪っ子の思い出が一つ一つ増えます。私の携帯のことも覚えてくれているらしく、机に置いていても持ってきてくれます。こうした思い出があるので、同じ物を見ても、自分だけの思い出と感じます。
20100719-7 この携帯電話は、2005年、高校2年生の頃に購入したものです。当時は最新モデルでしたが、現在もう5年もので旧型です。ワンセグもついていないし、カメラの性能も悪いけど、高校?大学の様々な思い出が詰まっており、なかなか買い替えられません。大学入試や初めてのバイト、その他もろもろの青春期の思い出のかたわらには、いつもこの電話がありました。これからもお世話になります。
20100719-8 このケータイは、まだ持ちはじめてそんな月日はたっていないけれども、一緒に旅をした唯一のケータイです。ケータイと旅をするっておかしい言い方かもしれないけども、このケータイに登録してあるゲームで位置を登録してその位置を日本地図のマップとして塗りつぶすことや(行った土地が日本のどこか何市かがわかる)、その土地独特の土産をゲーム上で買うことができます。そのゲームをきっかけとして、普段遠出や旅をしない私が、よく旅をするようになりました。なのでこのケータイは私に旅をさせるきっかけとなったケータイなのです。
20100719-9 大学進学とともに一人暮らしをすることが決まり、母のお下がりだった先代から、始めて自分で選んで買い替えました。それまでいつでもどこでもお呼び出しのかかるケータイというものが大嫌いだったのですが、自分のものとなると愛着がわいてしまい、購入から3年たった今では、色々と不具合も多いのですが、何処へ行くにも手放せない旅のお伴兼目覚まし係になっています。
20100719-10 この携帯と色々な所に渓出た。海外ではタイ、ラオス、中国、韓国…アジア圏を中心に旅に出た。タイで暴動が起こって公衆電話が使えない時活躍したのはこの携帯だ。所持してまだ5年だけど、これからも携帯さん、よろしく!!
20100719-11 先代が天に召され、あなたが就任されてはや7ヶ月。滅多に落とすことはないけれど、たまに手から滑り落ちていくのは申し訳ないとおもっている(特にアスファルトの上に)。動作が遅いのはどうにかしてほしい。もっとカスタムしような。
20100719-12 私のケータイは、中学の頃から3台目です。今のケータイは去年の12月から使っており、最初は金色で美しかったのですが、使用していくうちにキズができ、買ってから3ヶ月目に10mの上から落下してしまい、接合部分がぐらぐらしています。しかし、そのキズ一つ一つが思い出となっていると思います。
20100719-13 私の携帯電話は、2年4ヶ月になります。前に使っていた携帯電話は3年でした。色々な通信機能がついておらず、電話代を気にして節約していました。傷を作ることもなく大切に使っていました。大学に入り、今の携帯電話を買い、大切に使っていた携帯を初めて落としてしまいました。今では傷だらけです。その時に、物を大切に使うことをあらためて実感しています。
20100719-14 私が使っている携帯電話は、夏休みに友達と飲み会をして、その帰り道、泥酔して公園で野宿して次の日起きたら、流出しており探しても見つからず、親父に怒られながらも買ってもらった携帯電話です。
20100719-15 私はこの携帯と約2年間付き合っています。この携帯に出会う前、次に持つ携帯はどれにしようかとパンフレットとにらめっこをしている時に、この商品が目に入り「これだっ!!」とまさに運命的な出会いをしました。しかしどのショップに行っても私の求めるものは品切れ状態。半ばあきらめかけて別のものにしようかと思った時、とあるショップから「○○店になら在庫がまだあるようなのでよろしければお取り置きしておきますよ」という電話が入り、見事この携帯を手に入れることができました。あれから約2年、たくさん落としたりしてキズもかなりふえましたが、なかなか次の携帯に替えられないぐらいに情が移ってしまいました。
20100719-16 私は、この携帯にストラップをつけています。以前からスヌーピーやくまのキャラクターなど、色々な物をつけてきました。その一つ一つに思い出があって、常に持ち歩く携帯につけているので愛着もあります。でも前につけていたストラップがとれてしまって、落ち込んでしまいました。そうしていたら、友達が新しいストラップをプレゼントしてくれて、すごくうれしかったことを覚えています。直接携帯の思い出ではないですが、私にとっては携帯にストラップをつける(ストラップに携帯をつける?)という感じなので、携帯の思い出になっています。
20100719-17 この携帯電話は、2010年の2月に買いかえた2台目のものです。以前の携帯に深い思い入れがあったので買い換えることを少し拒んだのですが、高2の夏から使っていたためもうボロボロでしたし、思い切って新しくしました。新しくするついでに代金を自分で支払えるようにしたため、少しは成長してるんだなあと思えました。以前は古い機種のためできなかった事やしなかった事をするきっかけにもなりました。mixi等をするようにもなりましたが、携帯のつながりは、現実のおまけにしか過ぎないので、それに浸りきらず上手に大事に扱って、思い入れのある携帯になっていったらよいと思っています。
20100719-18 この携帯は大学1年から使っています。もう2年何ヶ月使っています。どこへ行くにも、何するにも、いつでも携帯を持ち歩いています。外出してたまにこの風景いいな、この花かわいいなあ、と思ったら携帯のカメラ機能で写真を撮ったり、何か嬉しいこと悲しいことがあれば、この携帯を通じて友人といつでもどこでもメールや電話で連絡が取れる。少し恥ずかしいけど、メールを保存しちゃったり(笑)、思い出が残せる携帯は宝物です。
20100719-19 この携帯は最近買い換えたばかりです。今話題のi-phoneで、使い慣れるのに大分時間がかかりました。慣れ始めるととても便利で、困ったときに頼りになる、相方的な存在にまでなっています。今では必要不可欠のものです。
(以前使用していた携帯電話の思い出のため画像なし)
 一番最初に持ったケイタイ、「高校に入学したら買ったる」と親が言ったのに、買ってもらえず入学して半年がたった頃にやっと買ってもらいました。念願のケイタイ、当時の最新機種だったのか、劇場アニメ版「時をかける少女」にも出ていて、そのシーンを見たとき、とても興奮したのを今でも覚えています。

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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