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「ミュージアムは誰のためのものか」

 博物館経営論(帝塚山大学)のアンケート、14回目、最終回です。ミュージアムは誰のためにあるのか、という根源的な問いに答えてもらいました。

■ミュージアムは誰のためのものか?(回答50音順)
・あらゆるひとのため。
・今生きているすべての人のためにあると思う。
・訪れる人みんなのものであると考える。
・国民のもの。
・国民すべてのもの。
・子どもと、昔子どもだった人のためのもの。
・社会のため、地域のため、地域の人のためなどいろいろ。大事なのは興味のある人は誰でも、ということだと思います。
・知りたい、見たい人のため。
・人類のものです。
・すべての人がそれぞれの国・地域・文化の歴史にふれ、知識を得ていくことで、日々の生活にうるおいをもたらすために必要な場所。
・すべての人のため!
・世界の人々のため。
・誰のものでもない。
・程度の差に関係なく、興味関心のある人々のためのもの。
・まずは学習意欲を持った人。次にその周辺にいる、学習することに興味を持つ人。その次にさらにその周辺にいる上記のような人たちに連れられてミュージアムトークへ行く人。すべての人が(積極的にではないにしろ)ミュージアムへ来るようになればよいと思う。
・学ぼうと思うすべての人のためのものだと思う。
・世界中のみんなのものだと思います。
・ミュージアムは学芸員のものではなく、地域の人たちが協力して博物館を作る。
・ミュージアムはみんなのモノ。小さい子?老人まで、障害のある人も含め、みんなが学ぶ場である。
・ミュージアムへ行きたいと思った人のもの。
・みんな。
・みんなのものだと思います。
・利用したいと思う人全て。
・若い人から年老いた人まですべての人のために(外国人も)。

 ミュージアムがすべての人のためにあるというスタートラインに立ち返ると、はたして機会の平等を確保することが本当に実現しているでしょうか。既成事実の積み重ねの前に、思考停止してはいないでしょうか。ミュージアムをかけがえのないものと考える人を一人づつ増やしていくこと。博物館経営とは、そういうことだと思うのです。

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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