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展覧会・文化財を見てきました(2010年9月20日)

越前町織田文化歴史館
・企画展覧会 神仏習合の源流をさぐる?氣比神宮と劔神社?
(9月4日?10月11日)
 早朝に和歌山を出立し越前町入り。同町内劔神社に伝来する神護景雲4年(770)銘梵鐘(国宝)には「劔御子寺鐘」と陽鋳銘があり、ごく早い時期の神宮寺の存在がうかがえる。今年行われた劔神社境内発掘調査の成果の提示を核に、やはりごく早い時期に神宮寺を確認できる気比神宮の資料とあわせて、15件の小規模な展示。標題の文脈とはリンクしないものの、神仏習合の典型的な作例として、越前町八坂神社の頭上面をもつ女神坐像を展示。頭上面は全て後補だが、当初の仕様。造像時期を鎌倉時代とするが、作風から平安時代後期でよいのでは。常設展示の劔神社の大きな八相涅槃図パネルも確認。越前町の濃密な宗教文化に思いをはせる。図録あり(42ページ、1000円)。

劔神社宝物館
 劔神社に参拝し、境内を散策していると宝物館(収蔵庫)あり。拝観可とのことなので社務所に声がけして開けてもらう(大人300円)。国宝梵鐘を子が触らないようにガードしながら間近に鑑賞。銘文もよく確認できる。その他室町・戦国・江戸初期の古文書若干。

越前陶芸村
 越前焼の産地、越前町。織田文化歴史館の近隣の陶芸村を訪問。子とクイズラリーし、福井県陶芸館で越前焼の展示等を見て、園内のそば処で越前そばを食す。さあ陶芸教室で絵付け体験と思ったら、昼の休憩時間。どうしようかと悩んであきらめようとしていたら、職員の方が親切にも時間外なのに体験させてくれる。感謝。ビアカップ600円、マグカップ800円と廉価。子その1はドラえもんを、子その2は謎の記号多数、当方は「観仏三昧」と揮毫。送られてくるまで40日程度とのこと。楽しみ?。文化交流会館で越前焼のカップでコーヒー。陶芸村を満喫して、敦賀市へ向けて出発。沿岸沿いに日本海を眺めながら車を走らせる。途中にあった北前船主の館右近家が気になったが、帰宅時間を考えて見送り。

敦賀市立博物館
・特別展 近世敦賀の幕開け?吉継の治めた湊町?
(9月18日?11月14日)
 中近世移行期の敦賀の歴史を、たくさんの古文書を中心に展示。前期(9/18?10/17)、後期(10/19?11/14)で多数展示替えあり。仏像では刀根区の持国天立像(前期)。ややずんぐりとした平安時代後期の像。仏画では西福寺の地蔵観音像が高麗時代のもの(前期)。図録(1000円)は、オープンに間に合わなかったため予約販売。資料館は旧大和田銀行本店で、館内の北陸最古というエレベーターに子が執心。気比神宮に参拝して帰途につくも、名神高速30キロの大渋滞。地道で信楽へと逃げつつ帰る。行きは3時間ちょっと、帰りは5時間なり。

観仏三昧 仏像と文化財の情報ページ
-全国の展覧会や仏像の公開情報が満載!-

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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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