八尾市立歴史民俗資料館・特別展 高安の神と仏 人と信仰
(10月9日?11月29日)
八尾市内の東部、高安地域の玉祖(たまおや)神社遷座1300年を記念して、高安の信仰史の諸相を提示。玉祖神社の男神坐像・女神坐像は、平安時代、10世紀後半?11世紀初頭の作。男神像は幞頭冠をかぶり、袍をつけ、拱手、趺坐する。袍は胸元を開きながら襟を高く立てて特徴的。冠の前に、仏像のような冠飾があるのも不思議。女神像は左足を立てて座り、衣に入れた両手をその膝上にのせる。持物穴あり。縁起に長保4年(1002)、新たに勝地を山麓に開き、山頂の神殿を遷し奉ったとあることは、制作時期を考える上で注目すべき情報。ほか、神宮寺感應院の十一面観音立像(平安時代後期、重文)、恩智神社の猿楽で用いられたと見られる室町時代の翁・父尉・黒色尉面も興味深い資料。図録あり(80ページ、500円)。娘の幼稚園の運動会が雨天順延のため、大阪にでることにしたのに、結局仏像鑑賞(^^;)。罪滅ぼしに府立蜻蛉池公園で遊ばせる。
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