次の論文、図録を拝受しました。
「院政期、興福寺では金峯山を頂点とする大和国の諸霊山を掌握する動きが活発になり、大峯や葛木峯の山伏らに伝えられた口伝や縁起が盛んに書写・類聚されるようになる。そして同時にそれは、霊山信仰史のなかに興福寺僧の確かな足跡を刻み、また山伏の祖、役行者との特権的な関係を顕示する行為でもあった。」(川崎2010、421ページ)
川崎剛志「院政期における大和国の霊山興隆事業と縁起」(阿部泰郎『中世文学と寺院資料・聖教』(中世文学と隣接諸学2)、竹林舎、2010年10月)
和歌山市立博物館編『紀州徳川家のお姫さま』(和歌山市立博物館、2010年10月)
ありがとうございました。
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