和歌山県立紀伊風土記の丘資料館・特別展 いのりのかたち―祈願の民具と民間信仰―
(10月9日?12月5日)
祈願に関する道具を、考古資料や絵馬、郷土玩具など民具から収集。なんといっても見どころは幻獣のミイラ。橋本市学文路・刈萱堂の人魚のミイラ、御坊市教委所蔵の生身迦楼羅王尊像(小竹八幡神社旧蔵)、和歌山市慈光円福院の雷獣や烏天狗頭骨。これらの資料をうさんくさいというなかれ。江戸時代の人々の空想と信仰の所産であり、これらの背後にある膨大な文化史の広がりに思いを致すと、高揚感を得ること間違いなし。好企画。図録あり(44ページ・400円)。
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