FC2ブログ

Entries

玉稿頂戴しました(2010年12月8日)


「平氏政権もまた、既存の宗教体勢を揺さぶり後白河院政を否定するなど、後白河や既存の権門自院の立場からみれば、王法に従わず仏法を害する「ワロキ臣下」であった。後白河が聖徳太子の後身として自らを聖徳太子の立場に重ね合わせ、乱世の状況を聖徳太子の物部守屋討伐に重ね合わせるのは、まさにこのような思考によるものであろう。後白河院の御祈で中台に描かれた観音は、聖徳太子に重ねあわされた後白河自身であったといえる。」(松岡2010、348ページ)
松岡久美子「聖徳太子の物部守屋討伐譚と山門の四天王法―四天王寺様四天王の受容をめぐって―」(中野玄三・加須屋誠・上川通夫編『方法としての仏教文化史―ヒト・モノ・イメージの歴史学―』(勉誠出版、2010年11月))
ありがとうございました。
スポンサーサイト



この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kanbutuzanmai.blog66.fc2.com/tb.php/403-3e2f897c

トラックバック

コメント

[C167]

 私事種々あってブログの更新ができませんでしたが、お約束していた記事をただいまアップしました 
 お暇な折りに、ご笑覧ください 

[C168] Re:

k.y様

お手数をおかけいたしました。不動明王立像の画像、鎌倉時代に遡る優れたもので、こうした像まで盗難をうけていたのかと、改めて怒りの思いが沸き立ちます。
画像については、ありがたく頂戴し、今後活用させて頂きたいと思います。
なお、画像の中にある、小さな方の役行者像は無事ですので、申し添えます。

ありがとうございました。
  • 2010-12-13 11:22
  • 大河内智之
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

月別アーカイブ

ブログ内検索