「平安時代、九世紀末から十世紀代の彫刻史は、造形の緊密性が解き放たれ、それが徐々に弛緩する傾向が底流にあり、その徴候をどのように見るかが大きな課題である。そのような傾向を大局的な展開の中に当て嵌めるのではなく、それ自身個別の問題として捉えるのが本稿の趣旨である。」(鈴木2010、30ページ)
鈴木喜博「兵庫県所蔵の天部形立像とその像底墨画について」(『鹿園雑集』11、2010年3月)
ありがとうございました。
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