薬師寺東京別院・宝物特別公開 薬師寺の文化財保護展
(2月26日?3月6日)
修理が施された聖観音菩薩立像(平安時代中期)、千手観音立像(鎌倉時代中期)を拝観。欠失部材を復元し、文化財保存と信仰対象としての尊厳を両立させる修理方針をとる。聖観音像は小像だが充実した造形をみせる新資料として重要。新発見の奈良時代の大般若経も展示。聖観音像修理成果、大般若経発見のどちらも記者発表して広報につなげているのはすごい。
東京国立博物館・特別展 仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護
(1月18日?3月6日)
東博で「盲学校のためのスクールプログラム」教員向け研修会に参加。先進的な取り組みと試行錯誤を共有させてもらう。集合時間に少し余裕があったので終了間際の特別展も鑑賞しておく。大画面の大唐西域壁画はライティングがよく、多くの人が引き込まれるように眺めていた。図録あり。
・特集陳列 東京国立博物館コレクションの保存と修理
(2月15日?3月13日)
館蔵品の修理報告。院派仏師による南北朝時代の千手観音坐像が、ごく間近で鑑賞できる。少し黒かった鼻がきれいになっている。同像の修理時の図版がリーフレットに多数掲載され有益。
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