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「仮面の世界へご招待―さわって学ぶ和歌祭―」展を終えて

 平成22年度文化庁美術館・歴史博物館活動基盤整備支援事業として採択された、和歌山県立博物館の「仮面の世界へご招待―博物館資料を利用した視覚障害者用教材開発と教育実践―」の事業が、経費の事務処理はまだ残るものの、なんとか終了しました。
 先般、和歌山県立博物館のウェブサイトに、事業報告をアップしました。
 →事業報告
 また、この事業の取り組みについてまとめたテレビ番組「はばたく紀の国―教育は今―」(制作:テレビ和歌山)は、ウェブ上でご覧いただくことができます(20分)。
 →「触って学ぶ仮面の歴史?視覚障害者の郷土学習をサポートする?」<2011年3月13日放送分>

 この事業は、安価で丈夫なさわれるレプリカを和歌山工業高校で作る事業と、特殊な盛り上げ印刷によるさわって読む図録を和歌山盲学校との連携で作る事業を核とし、最終的に作成したレプリカと図録を使って展覧会を開催しました。ノウハウも前例もほとんどないなか、たくさんの方々との協働でなんとか乗り越えて形にできてほっとしています。
 今後は、さらにさわれるレプリカ資料を増やして、見える人も、見えない人も、見えにくい人も、だれもが楽しみながら歴史を身近に感じられる、博物館のユニバーサルデザイン化を進めていきたいと思います。

 と、まとめたとたん、平成23年度の文化庁の補助金事業(文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業)への応募時期が間近に近づいてきました。早く事業の概要を作って書類作製の準備に取りかからないと行けませんが、なかなか大変な作業で、まだ気力がわかないというのが正直な気持ちです。担当企画展「葛城修験の聖地・中津川行者堂の文化財」(6月11日?7月18日)も間近に迫ってきてるし、秋の特別展「中世の村をあるく―紀美野町の歴史と文化―」(10月22日?12月4日)の準備も既に佳境に入って毎週調査調査です。しばらくは綱渡りでこなしていかないといけません。去年からずっとこんな感じですが、しばらく気の抜けない日々が続きます。

 ひょっとすると観仏三昧の更新のペースが落ちるかも、ですが、結局は日々コツコツと積み重ねていくほかなし、です。がんばりましょう! 
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大河内智之

Author:大河内智之
「観仏三昧」の主催者です。
和歌山県立博物館の学芸員です。
仏像の研究者だったりもします。

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